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ADHDとして死なないための遺書

死んでないだけで生きてもいない。そんなところから立ち直れたら、これは遺書ではなく偉人伝になる。

まだ、生きてる

ADHD 音楽

本当に遺書になりかねないところだった。

いわゆる「ヒモ」「家事手伝い」という彼氏への寄生を始めて半年。

 

彼氏もとい婚約者は、「無理しないでいい」

「今は病気を治して、ゆっくり自分の趣味の分だけ稼げれば十分だから」と、

私に仕事を勧めてこない。

 

住み込みのバイト、という体で婚約者の実家へ挨拶も行った。

自営業を手伝ったら、きちんと時給で換算してくれてバイト代を出してくれた。

 

その時は良かった。

働くと、好きなものが買える。

彼は、「好きに使っていい」とお金を渡してくれるけれど、

お金には限りがある。

だから、化粧品とか、1000円を超える自分のものは相談してから買ってた。

それをしないで、買えたものは、うれしかった。

 

だから、働こうと、派遣に登録した。

 

さすが。都会。

手帳なしでは、派遣されないようだ。

 

そして、障碍者手帳が手元に来たのが最近。

バスや電車が割引になるのは助かる。

 

手帳を持っている以上、一緒に電車に乗る友達には障害や病気のことを明るく話す。

「大したことないんだけどね」

「見ての通り元気だよ」

そんなことを話すけれど、

いつも、お金のことの話をすると、発作的に死にたいと、彼の前では暴れてしまう。

 

それが嫌で、彼はできるだけお金の話をしなかったようだが、

それもそれで逆効果で。

今回の発作は、本気で死にたいと思って、胸に包丁を突きつけた。

首にネクタイを巻いた。

 

本気で止めてくれる人がいての、デモンストレーションのように感じた。

 

自殺する行為の理由は様々だと思うが、

遺書として、私が今この発作で死んだら。

 

憎んだのは、この自分のふがいなさと情けなさを。

どうか、他のだれのせいでもないと、思っていただきたい。

 

それでもまだ、生きてる。

こんなに楽しい日々を送りながら、楽器ばかり吹きながら。

明日の予定を心待ちにしながら。